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彼はあんがお好き【鬼滅の刃/不死川実弥】

第5章 二人の生活


安が席を外して30分程。伊黒も蜜璃もそろそろ帰ろうかと話していた時。
「きゃ〜〜〜っ。」
台所から安の悲鳴が聞こえた。
三人共慌てて走り出す。台所で安は尻もちをついていた。
「、、、なんだ、転んだのか?」
「そうじゃなくて、、ひゃぁ、、鏑丸くんが、、足に、、、」
見ると、尻もちをついた拍子にはだけた裾から、鏑丸の尻尾が見える。どうやら安の足に巻き付いてるようだ。
不死川はその鏑丸の尻尾を掴むと無理矢理引っ張った。安の足から取れた鏑丸を、そのまま伊黒に向かって投げ返す。
「、、、悪い、邪魔をした。」
「今度はもっとゆっくり来るわね。またね。」
二人はそそくさと帰って行った。不死川が怒っているのがわかったからだ。
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