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☆姫の想い、彼の心☆ <イケメン戦国>

第30章 魔女の薬(兼続さんルート)(R-18)


男根を埋め込んで女の深部に口づけしている状態は気持ちいい。荒ぶる身体も獣が住まう捩れた心も、今この時だけは些細な事のように思えた。

か弱い舞が何をしたわけでもない。
ただ生身の雄芯を受け入れてくれただけだ。だがそれだけのことが俺に何よりも力を呼び込んでくれた。

獣が住まう胸の内は常におどろおどろしく晴れることがなかった。
ところが今は明るく温かでふつふつと生命をみなぎらせている。


(なんという充足感だ)


舞と溶け合ったらもっと深い充足を得られるだろうか。

願わくば俺が感じているような感動を舞も感じてくれたらと、激しく心がざわめいた。


兼続「ギリギリ入ったがきついだろう。大丈夫か」

「んっ…大丈夫…」

兼続「眉間に深いシワを寄せておきながら大丈夫だと言い張るのか」

「お腹…きついけど、気持ちいいの、すごく…」


お互い会話をしながら唇を啄む。

それはお互いの荒い息を落ち着かせようとして、実のところ余計酷くさせる行為だった。


兼続「っ、たまらないっ………」


何が我慢できないのか自分でも整理できないが舞を抱きしめた。


兼続「はぁ…っ、舞はさっき『濡れやすい』と言っていただろう?
 今のように……中がずぶ濡れだと男がどんなふうに感じるかわかるか?」

「いいえ…?」


答えながらも疑問形を提示してくる顔に口づけし、至近距離で目を合わせた。

膣壁がヒクンと揺れ、快感のあまり顔が歪んだ。


兼続「男根がとろけるような感覚がするんだ。
 とても気持ちがいい…」

「え………いま、気持ちいい?」

兼続「ん……とろけて舞の一部になったような……とても…近く感じる…」

「そう…」


とろけるという例え以外、何も出てこない気持ち良さに息があがる。

そんな俺を舞は目を細めて妖艶に微笑んだ。


(こんな顔もするのか…)


心臓を射抜かれ、その衝撃で腰がずしりと重たくなった。


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