第28章 狐の化かし合い(光秀さん)(R-18)
光秀「指がもっていかれそうだ」
「あ、離れないで、や、指も…抜かないで、ぁ……ぅん…まだ…イイ……!」
舞が痙攣しながら縋り付いてくる。からかいに反応も出来ないほど良いようだ。
(これでも満足できないか…)
「光秀様……、ど、どうしよう。
このまま、このままずっと、私……こうなのかな…」
改善の見られない身体に舞は不安を滲ませている。
それも致し方ないことだろう。生娘なら一度達しただけでも大ごとだというのに、こうしてあられもなく何度も絶頂に導かれている。
達しても達しても満たされない……憐れだ。
光秀「永遠に効力のある薬などない。薬を調べた男は一度きりなら依存性は心配ないと言っていた」
「でも、さっきからお腹の奥が苦しくて、全然おさまらな、い…。
こんなにしてもらってるのに、どうし、て?」
身体が本来求めているのは男のそれだ。膣壁を荒々しく擦りあげ、指では届かない最奥を突いてやらないから、おさまりも悪いのだろう。
光秀「これを……挿れるか?」
猛っている己のモノを隠し、九兵衛が用意した張り型を見せると舞は固まった。
「な、なんですか、それ」
光秀「男の性器を象ったものだ。女の身体を慰める時に使う」
「男性の……?」
赤らんでいた顔がさっと白くなった。自分の身体が何を欲しているのか、たった今知った。そんな顔をしている。
「い、嫌ですっ!」
舞は卑猥な形に嫌悪を滲ませ、目を逸らした。
光秀「指で満足できないなら、これは指よりも長く、太い。
咥えて達すれば、今よりも楽になると思うが…」
なんの経験もない女には受け入れがたい代物だろうが、張り型を却下すれば残るは指で延々と慰めるか、それとも……。
そこまで考えて否定し、張り型を手の平で温めた。