第28章 狐の化かし合い（光秀さん）(R-18)

乳房の中央を凹ませられて指先を追い返そうとする肉の弾力がある。それに対抗して指先でぐりぐりと捻りつぶす。


「はっ、うぅっ」


舞が呻き声をあげ、薄桃の尖りは最高潮に硬くなった。


「光秀様、んっ、ぁ……やめ…。は、ずか、しい……」

光秀「胸を触られるのは嫌か？」


胸を愛撫しながら薄い耳朶を甘噛みしてやる。

くすぐったさを与えるためにわざと弱くかんでいると、舞の顔に少し余裕が戻った。


「ん……嫌じゃないですが、あんまり……ない、から」


（ない、というのは胸のことか？）


光秀「さっぱりした女だと思っていたが可愛いことで悩んでいるんだな。
　思い悩むことはないだろう」

「ほ……んと……？」

光秀「ああ」


胸の輪郭に添って手を往復させた。
豊かとは言い難いが、寝そべっていても形が崩れることはなく椀型だ。

まだ未成熟を感じさせるが十分。あの店主から解放され、これからきちんと食事をとればもっと丸みを帯びるだろう。


光秀「感度はどうだ？」

「わからな、ぁ…ん！」

光秀「生娘がわかるはずもないか。遠慮なく啼いて、気持ち良い場所を教えろ」


胸をすくい上げて、左右の乳首が近づくように中央に寄せた。短い距離で並んでいる尖りに、布越しに吸い付いた。


「あぁ、ん！！」


手に当たる弾力も感度も申し分ない。

垣間見える肌に浮かんだ汗粒が、乳房を寄せた折にツツと滑っていき情欲を煽られる。


光秀「食感も触感も悪くない」

「た、食べ物みたいな感想を言わないでください。
　でも光秀様が悪くないって言ってくれるなら……いいかな」


安心したと笑う唇は赤くふっくらしていて美味そうだ。

食したい衝動を抑えつけて、その他の部位に唇を押し付けた。