第27章 魔女の薬(謙信様ルート)(R-18)
「あぁ……やぁ、あぁぁっ……出さない、でぇぇぇ……!!」
謙信「………く……はっ!」
快楽が派手に爆ぜた瞬間、お腹の奥で謙信様の欲が脈打った。
びゅっ…!びゅくっ…!びゅっっ……!
「あぁぁっ!……ぁ……はぁ…………ん……」
謙信様の精液がナカを満たす。
(熱い……)
目もくらむような気持ち良さに、『今度は大丈夫かもしれない』と快感に浸ろうとした時……
………………ドクン
苛烈な熱の、鼓動が聞こえた。
「うっ!!」
ジワジワと広がる嫌な感覚に、心臓が跳ね飛んだ。
(やだ、いや、媚薬が………あ、つい!)
お腹の中、こじ開けられている子宮口、蜜道に謙信様の灼熱の体液を感じる。
「あ………つ…!!
やだあっ、やっぱりだ、め、やめっ……、ぁ、謙信様ぁ……」
絶頂の快楽を、毒々しい熱が食い尽くしていく。
謙信「っ……っ、……く」
謙信様は私の叫びを無視して身体を押さえ込んでいる。
「や………熱い…あぁ…………!」
精液ではなく熱湯を注がれたのではと感じるほど熱く、じりじりと痛い。
けれどそれと同時に子宮がギュンと収縮して、とんでもなく深い快感を呼び込んだ。
「あぁっ、あ……だめ…気、持ち、い、い……」
目一杯の力で謙信様を引き離しにかかったけれど、押さえ込まれている力に適わず、余計に奥で擦れあっただけだった。
「っ……………。やめ、て……うぅ…。
はっ、ん!い、い……!」
やめて、でも気持ちいいと、矛盾を叫びながら暴れた。
二つの感覚はお互い違う方向を向いていて、別々の苦しみと快感が襲ってくる。
どちらか一方だけの感覚を選べたら良いのに、同時に襲い掛かられて成す術もなくまともに受け止めてしまった。
「やめて……やめて………うぅ…やだぁ、気持ち……イイ……」
謙信「はぁ…もう少し、我慢しろ」
情欲を燃やす美しい瞳にあるのは、迸るような強い欲望と征服欲だった。
(一度目の時はあんなに心配してくれたのに……)
謙信様を映していた視界がみるみる曇って、何も見えなくなった。
謙信「っ………もうすぐ……全部注ぎ終わる…」
容赦なく密着していた腰をさらに押しつけられ、恥骨がごりごりと擦れ合った。