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☆姫の想い、彼の心☆ <イケメン戦国>

第15章 secret word(政宗)


――――

次の日の朝、目を覚ました政宗が『なんで舞はドレスの絵を描いたんだ?』なんて言うもんだから、頭にきてほっぺに渦巻きを書いてやった。


政宗「やめろ、なに怒ってんだ!」

「何よ!だから気をつけてって言ったのに!
 お酒の匂いがわからないなんて匂い音痴なんじゃないのっ!?」

政宗「は!?なんのことだ?」

「匂い音痴!バカ!もう知らない!」





その宴以降、私達は夜な夜な絵を描いては楽しんでいるカップルと認定された。

でも実際は……


政宗「ほら、今夜も『え』だ」

「ん……」


舌を食まれる『え』から始まる熱い夜。


「政宗……はぁ、たまには『う』もしたいんだけど…んっ、あ…!」

政宗「それは昼間だけだ。夜はそんなんじゃ足りない。もう一度『え』だ」

「んんっ!!」


熱い楔を内に感じながら、たまらなくなっておねだりする。


「はぁ…ぁ…政宗も『え』して?」


息を乱して愛してくれる政宗が、ニヤッと笑って口を『え』にしてくれた。


たった一文字の秘密の言葉。
それが少しエッチなものだとは誰も知らない…。


END

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