第11章 聖なる夜は騒がしく（謙信様）（R-18）

謙信「ならば身体に聞くまで、だ」

「え？ん！ふぁ……あっ」


些細な律動で蜜壺が激しく収縮し始める。


謙信「また俺をおいていくつもりか？」


切羽詰まった声をあげる私を、謙信様が笑って見ている。


「っ、だって、だってぇ……！！！」


連続で達するようになってしまえば、自分の意志ではどうしようもない。
自分の身体なのに我慢がきかなくなる。


パチュッ！パチュン！パチュッ


「ひっ、ん、ぁああああっ！！」


下半身はジンジンと感じているのに、頭にはモヤがかかってぼんやりしてきた。


謙信「っ、動け…」

「えっ、ああ、ん！？」


謙信様が私を持ち上げ、また騎乗位の体勢にさせられた。
最奥に先端がググっと届いた。


「う、あ………っ」


（だめ、いっちゃう！！）


先にイったら、謙信様は延々と私を抱くつもりでいる。

がぶりと人さし指をかじった。


謙信「っ、舞！？」

「ん、だ、い、じょうぶ……」


気を反らすためにかじっただけだ。歯形もついていない。


「それより、はっ、あ」


（動きたい）


秘肉がキュンキュンと蠢いている。


謙信「くっ、吸い付いてくるっ。今夜はどうした……？」


寝姿勢で謙信様が胸に手を伸ばしてきた。


「わ、わからないです。でも、はっ、すごく気持ち、いいです…」


乳房を掴んでいる謙信様の手首を掴んだ。
細く見えるけど、こうして握ると骨太でしっかりしている男の人の手だ。


謙信「何も考えられなくなるくらい気持ち良くなれ。
　手伝ってやる…」

「ああっ！あっ、あっ、ああ！！」



もう恥ずかしいとは感じなくて、謙信様に跨った体勢で腰を揺らした。

理性は完全に溶けてしまって、もっと気持ち良くなりたい、もっと気持ち良くさせたい、それだけを求めた。