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【R18夢小説】手に入らないモノを求め【HQ/影山飛雄】

第77章 【番外編】盗撮


 駄目だと分かっているのだが、最近の俺はおかしい。
 常にマネージャーの一人である池ヶ谷の姿を探してしまう様になってから、数週間が経つ。
 そして今用事があり、一人残っている池ヶ谷が着替える更衣室に俺は入ってしまった。
 そして手に握られているのは小さな機械。超小型監視カメラだ。
 本来は防犯グッズであるらしいが、気が付いたら数点買ってしまっていた。
 駄目だと言うのに我慢が出来ず、そっと池ヶ谷が使っているロッカーを開き、分からない様にカメラを貼り付けた。
 そして次はロッカーの真下の床とロッカーの境目に。
 その次は横からよく見える壁に貼り付け、急いで更衣室を後にした。

(本当にやったのか……)

 バクバクと鳴る心音を聞きながら近くに隠れていると、足音が聞こえ更衣室に入っていく音がした。
 用事を終わらせた池ヶ谷が着替える為に戻ってきた。
 そしてその着替える様子を今……盗撮してしまっている。
 何でこんな犯罪をしてしまっているのか分からない。俺はどうしてしまったのだろうか。
 池ヶ谷から目が離せなくなり、俺の知らない池ヶ谷を見たくなって我慢出来なかった。
 少し経ってから着替え終わった池ヶ谷が更衣室を出て帰っていく。
 それを確認して素早く更衣室に入り、設置してしまったカメラ全てを回収して、慌てて家へと帰った。





「…………」

 帰宅してすぐに部屋に籠り、震える手で監視カメラを見る。
 この中に着替えている池ヶ谷の姿が録画されている。
 見たい……今すぐに見たい。
 犯罪だと分かった上で、池ヶ谷に対する説明出来ない感情が渦巻き、カメラとノートパソコンを繋いでしまった。
 安いカメラだったが、予想外に映りが鮮明で綺麗だった。
 暫く暗闇だった画面が明るくなる。
 そこにはロッカーを開け、掛かっているワイシャツをどかす池ヶ谷の姿が映し出された。
 更衣室である事と一人である事からか、池ヶ谷は着ていたシャツを迷う事なく脱いだ。

「……ハァ……ハァ……」

 盗撮されているとも知らず、池ヶ谷は全くカメラの存在に気付く様子も無く、着替えを続けていた。
 シャツの下の池ヶ谷の肌は思った以上に白く、胸がデカかった。
 下着を付けているとは言え、くっきりと谷間が出来ていて、谷間に向かって汗が流れていくのが見えた。
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