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【R18夢小説】手に入らないモノを求め【HQ/影山飛雄】

第70章 another:14


 何よりも妊娠した事を伝えた事によって、私以外の誰かと性行為して欲しくない。
 影山君とシていいのは私だけ。
 私が影山君のモノである様に影山君は私のモノだから。
 私以外で気持ち良くなって欲しくない、私以外の人と子供を作って欲しくない。

(妊娠……隠そう……影山君にまで知られたら妊娠してるの本当だって事になっちゃうし……)

 妊娠してしまった事は私だけの秘密にしよう。影山君に妊娠検査薬を使われてしまうまで、今まで通りに影山君に抱かれて子宮内射精(なかだし)もされよう。

「……影山君が抱いて良いのは私だけ」

 お腹を優しく撫でながらこれからの事を考える。
 影山君に妊娠の事実をどれ位の間、隠す事が出来るのか。
 毎日妊娠しているか尋ねてくるし、行為を始めてから一ヶ月弱、生理が来ていない事も知られているのだから。
 遅くても来月中には知られてしまうだろう。知って欲しいけど知られたくない。

「赤ちゃん……もう少しの間だけ……パパにあなたの事隠させてね……」

 お腹を撫でてから気になってしまったので、全身鏡の前に立って服を全て脱いだ。
 鏡に映る全裸は下着を買いに言った時に見た姿と変わりない。
 行為前と比べたら胸が大きくなり、腰が括れてしまっているけれど、それ以外は特に変わりない。
 お腹が出ている訳では無いし、胸の張りはあるけれど、乳首の色も変わってないし乳輪も大きくなっていない。

「妊娠してるけど……まだ分からないよね……」

 影山君の前では全裸にされてしまうので、乳首の変化が妊娠バレしてしまう一番の要因だけど、今はまだ大丈夫そうだった。
 何時から変わるか分からないけど、もう暫くは大丈夫そうでホッとした。
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