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【R18夢小説】手に入らないモノを求め【HQ/影山飛雄】

第70章 another:14


「…………」

 夏休み終了前の最後の合宿が終わり、帰宅した。
今日も家の前まで影山君が送ってくれて、別れのキスをして一人の時間がきた。
 普段だったら一人の時間は嫌だけれど、今日はしたい事が合ったので一人になれてよかった。
 影山君が帰っている事を確認してから、そっとマンションから出た。
 向かう先は普段利用する事の無いドラッグストア。買う物が買う物なので、普段利用しているお店は使えない。
 勿論普段利用しないからと高校生である事が分かる制服で行く事も出来ないので、出来るだけ幼く見えない服装で向かった。

「…………」

 緊張しながらドラッグストアへ入る。時間も遅いので人が少なく、ホッとしながら目的の場所へ向かった。
 そっと手に取った物を見ると手が震えてしまう。


妊娠検査薬


 手に取る事があるとは思わかなったそれをじっと眺める。
 検査薬、と言ってもいくつか種類があるみたいでどれを買えばいいのか悩んでしまう。
 手持ち金を考えながら、三つほどを選んでレジへと向かう。
 高校生である事に気付かれないか、顔見知りがいないか脅えたけれど、無事に買う事が出来た。
 妊娠検査薬が入る袋を抱きかかえて、足早に帰宅をして深呼吸をして息を整える。
 妊娠しているか調べる時が遂に来てしまった。
 震える手で箱の中から検査薬を取り出し、お父さんとお母さんに見つからない様にトイレへ持ち込んだ。

「……はぁ……はぁ……」

 コレを使ってしまったら後戻りは出来ない。使わないで逃げ続ける道も勿論ある。
 影山君が持ってきて調べるまで、私の手では調べないと言う道も合ったのだけど、私が妊娠の有無を知りたくて調べる事にした。

(妊娠……影山君の子供を妊娠……)

 身体の気だるさと微熱が収まらなくて、生理も来ない。
 七月中旬からほぼ毎日、避妊をしないで精子を子宮に入れ続けている。
 この状況で妊娠に気が付かないのは無理があった。
 震える手でスカートをたくし上げ、紐パンを解いて恥丘を晒す。
 縦筋の位置に検査薬を宛てがい、この流れだけで興奮が止まらなくて足がガクガクしてしまう。
 後は尿意のままに放尿するだけ。

「赤ちゃん……」

 妊娠を確認する為に呟いたら、秘部からシャァァァと尿意も我慢出来なくて、検査薬に向かって大量のおしっこをかけてしまった。
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