【R18夢小説】手に入らないモノを求め【HQ/影山飛雄】
第69章 another:13.5
影山飛雄無しで私は生きていけない。
(妊娠してたら最悪中絶出来なくなるまで隠さなきゃ……中絶出来なくなったら産むしかないし、影山君と引き離すって言われたら死ぬ言おう……)
自己中なのは分かっている上で、親には言うしかない。
未成年で親の加護がないと生活出来ないのを分かっている。
働く経験がなく経済力がないのに子供は産みたい、相手とも離れたくない。
なんて自分勝手で親不孝者だろうかか。
それでもどちらも手離したくない、離れたくないのだ。
「飛雄様の赤ちゃん産んで……飛雄様と結婚するの……」
むくりと起き上がり、苦手な挿入の動きを始める。
ぬぷりと抜ける陰茎を何度も挿入(いれ)て、まるで一人エッチの様に性交する。
「飛雄さまっ……私……私……赤ちゃんが……」
寝ている影山君に向かって妊娠の可能性を告げる。起きている彼に言う勇気がないから。
妊娠検査薬を買うのが怖い、使うのはもっと怖い。でも妊娠しているのかどうか知りたくて仕方ない。
だって影山君の子供を妊娠したいから。
「イきたい……イきたいよ……飛雄様っ……妊娠しても、セックスして……イきたい……」
自分の力ではイけないので、弱い快感に悶えるしか出来ない。中途半端の性交をして、ぬぽんと陰茎は抜けてしまった。
「飛雄様……起きて…………私を犯して……」
何度も口付けを続けていたらするりと腰を抱き寄せられた。
影山君が起きてくれた。
何度も口付けを続けていたらするりと腰を抱き寄せられた。
影山君が起きてくれた。
「伊織……」
「飛雄様……」
腰をくねらせたら分かってくれたのか、一瞬にして組み敷かれて足を持ち上げられた。
(……あ……妊娠…………)