【R18夢小説】手に入らないモノを求め【HQ/影山飛雄】
第59章 Another:5
まだ日が昇りきっていない時間帯に目が醒めてしまった。
両親が多忙で不在が長引いているのをいい事に、影山君が家に入り浸り、誰も居ない二人だけの空間である我が家で貪欲に身体を重ね合っていた。
自分の部屋で初めてセックスしてしまった時は、酷く興奮してしまった。
私の部屋で互いに裸になり、男と女が繋がって一つに成る。何度も何度も射精(だ)されて、両親には絶対に子作りしているなんで言えないのに、する事を止める事をしなかった。
子宮に精子を出される度に、子供が出来てしまうと頭では嫌だと思っていても、身体は影山君の子供が欲しくてたまらないし、孕んで欲しいと懇願される度に早く妊娠したくて仕方なかった。
(十五で妊娠したら……産まれるのは十六だよね……)
私の誕生日は十月なので、七月の今はまだ十五歳。学年年齢で考えたら十六で妊娠して、十七で産むと言う事になる。
産めない歳ではないし、身長は高くないけれど、陰茎を挿入(いれ)られる膣を持っているのだから、子供を産むのもきっと出来る。
(十六でママになるんだ……影山君も十六でパパになる……)
若過ぎる夫婦で恥ずかしいと思わなきゃ駄目。でも、影山君と子供と家族になれるのは恥ずかしくないし、やっぱり嬉しい。
セックスしたまま寝たので、私も影山君も全裸である。
流石に寝ている影山君の陰茎は勃起していないので、通常サイズだし、硬くもない。
通常状態の陰茎に触れてみると暖かさはあるけど、熱くはなく、柔らかかった。
(これが私で勃起して子宮に精子を……)
行為を思い出したら下腹部が酷く疼き出してしまった。就寝前に四回も射精(だ)されているのに、また欲しくなってきてしまった。
(どうしよう……今すぐ影山君が腟内(なか)に欲しい……)
寝ていて勃起していない陰茎は挿入(はい)るのだろうか。柔らかくて硬くないのに。
寝ている影山君の上に跨り、濡れだしている膣口に陰茎を宛がってみる。
やっぱり柔らかいと挿入(はい)ってはくれなさそうだった。
(折角気持ち良さそうに寝てるの起こしたくない……でも腟内(なか)には欲しい……)
どうすれば迷惑をかけずに自分の欲を満たせるのだろうか。勃起していない陰茎を腟内(なか)に挿入(いれ)る方法を知りたい。
(私が……いっぱい濡れてれば挿入(はい)るのかな)
