【R18夢小説】手に入らないモノを求め【HQ/影山飛雄】
第58章 another:4
興味のある事には勤勉だから、胸の成長に付いて調べられたら、私が影山君の事を好きだと言う事がバレてしまう。
まだ、心の中が固まりきってないので、私の気持ちを知られたくない。
私の気持ちを伝えるのは、出来る事ならば影山君の子供を本当に妊娠してしまってから伝えたい。
貴方の独り善がりの結果では無く、私も望んで宿す事を選んだのだと。
影山君の事が好きで、どうしようもなく愛してしまったから、子供を作って良いと子作りを認めていたと告白したい。
重い告白を今出来る気がしない。拒絶されたら怖いから。
影山君の性格を考えたら、出来た子供を見捨てる事はしないと思う。バレー生活に支障をきたさない様にして、子供を大事にしてくれる、そんな人だ。
そんな真面目で、でも狂っている人だから、私は影山君を好きになってしまった。
狂った愛を私にだけ注ぎ続けて欲しい。私も同じ様に返すから。
「……うん」
影山君の中で結論が出たのか、揉むのを止めて私を膝立ちさせて向かい合うとじっと胸を観察してきた。
影山君が私の胸を鋭い眼光で見てくれていると思うだけで、お湯の中なのにおりものがトロトロと出でしまっていた。
私の胸に顔を埋めると影山君は言った。
「確認、終わったから風呂出るか。これ以上変に長湯してると親に怪しまれる」
「…………うん」
手を引かれ湯船から出て、身体を綺麗に洗い一人分の足音になる様に抱き抱えられて部屋と戻る。
食べ盛りだと量を増やしてもらった食事を部屋で勉強しながら食べると言い、私の分を含めた食事を持ってきてくれる。
勉強は兎も角、本当に影山君は食べるので私の分があるとは言え、全てが山盛りのお皿を見ると驚きが隠せない。
影山君は甘えてくるのか、食事は必ず私を膝の上に乗せて、私の手で食事を口に運ばせる。
影山君は一口も大きいなと思いながら見ていると、私も沢山食べる様に言ってくる。