第44章 第四十一話　カンキョウヘンイ

　遮る様に俺が言うと池ヶ谷はキュッと固く目を閉じてしまう。舌だけでイかされるのが恥ずかしいのだろう。
　昂る俺を口に含まなければ、と力なく肉棒に池ヶ谷はキスをしてきた。
　何度も何度も口付け、早漏れの汁を舐めとる。

「んふっ……」

　亀頭を口の中に含み、チロチロと口の中で先端を舐め始める。
　刺激が弱過ぎる下手くそなフェラ。それでもトロトロと愛液を出す膣口が見える縦筋を、丸出しにしながら必死にやる姿に満足してしまう。
　口の中に射精（だ）してやりたい衝動もあるが、長い時間膣口を見せ付けられたら、本能が穴を求める。

「伊織」

　起き上がり乳房を掴んで抱き寄せる。半裸で中途半端にはだけている制服姿で俺を見てくる。
　乳首はぷっくり勃っていて、乳腺を刺激したら本当に母乳が出るのではないかと期待してしまう。
　ジジっとスカートのファスナーを下ろし、フックを外して脱がせる。ワイシャツだけ着て、そのワイシャツも乳房がボロンと飛び出ている。
　靴下とローファーは脱いでいないので、乳房とパイパンを晒す服装だ。

　スルスルと内腿を撫でながら乳房も揉みしだく。クニクニと乳首を指の腹で転がすのも忘れずに。
　内腿を撫でる手を股へと移動し、ツルツルの丘の肌質を確認しておく。
　相変わらずここの肌はモチモチしていて、指に張りつく感触をしている。
　肌を存分に堪能しつつ、割れ目が深くなる様に肌を上に引き上げる。

「……ぅんっ」

　ピクんと反応したのを見て両手を割れ目に伸ばし、クニっと縦筋を拡げてやる。
　後ろからやってるから見えないが、真正面から見たらピンクの肉と肉の中にある穴が丸見えの、淫乱な姿になっているだろう。

「誰か来たら伊織のマンコ、穴まで全部見られちゃうな」
「やっ……」

　俺の言葉にゾクゾクっと震えながら、池ヶ谷は言う。

「やだやだっ……飛雄様以外は膣口（あな）見ちゃやだよ……」
「当たり前だろ？伊織のデカパイもピンクマンコも見るのも触るのも挿入（いれ）るのも、子宮内射精（なかだし）していいのも俺だけだからな」

　拡げた膣口（あな）につぷりと中指を入れた。膣壁を擦り触っていると、池ヶ谷は腰をくねらせながら言う。

「アッ……指……アッ！」
「伊織の中、熱くて柔らかい」
「ンっ！」