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【R18夢小説】手に入らないモノを求め【HQ/影山飛雄】

第43章 第四十話 ジイコウイ


 動画の中の池ヶ谷も子宮内射精(なかだし)されたらしく、ビクビクと震えている所で動画は終わった。

「……ハァ……ハァ…………伊織……」

 今頃池ヶ谷は何をしているのだろう。俺達の関係と秘密を隠し、今までと変わらぬフリをして家族と過ごしているのだろうか?
 一時の身体の休みを大切に取っているのだろうか?
携帯を持っていると電話帳を開いてしまい、池ヶ谷へ電話をしてしまいそうになる。
 きっと呼び出せば何としてでも池ヶ谷は来る。犯される為だと分かっていても、俺の言葉は絶対なので来る。
 呼びたくなる衝動を堪え、携帯をベッドに投げ捨てる。


 逢いたくても会い過ぎたら親に不審がられる。


 親に知られる事だけは、絶対に避けなければならない最優先事項。
 性欲に耐えろとぼすっと横になった。

(そもそも伊織が妊娠したらヤれなくなるだろ……安定期入るまでは絶対に出来ないし、そもそも安定期入っても伊織がヤらせてくれるとは限らないし。つか子供が安全に育たないと俺も困るし……)

 妊娠中だけじゃない。出産した後も暫くの間は多分出来ない。最低でも一年は性行為を我慢しなければならなくなると考えるべきだ。

(伊織以外に性欲感じるとは思えねぇし、そもそもシたくないし、そうなると妊娠するまでの間に性欲処理方法見つけておかねぇと………。それと妊娠するまではヤりまくらないとな……)

 ふぅ、と息を付いてから校内で人気がなく、池ヶ谷と存分にヤれる所を見付けておこうと、校内の事を考える。
 人が来なくてヤるのに良い所。半裸にしても誰からも見られる事がない所。
 バレーの事以外で頭を使えるらしく、池ヶ谷への執着に改めて自分の事なのに驚いてしまう。
 自分自身を再び扱きつつ、携帯の写真フォルダを改めて見ていく。
 画面を見ていくと、上の方に確実に隠し撮りと思われる池ヶ谷の写真が何枚か出てきた。
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