【R18夢小説】手に入らないモノを求め【HQ/影山飛雄】
第43章 第四十話 ジイコウイ
帰宅し、風呂まで入りひと段落していた。爪を磨いて整えなければ、と思いながらも気が付いたら鏡で首筋の確認をしてしまっていた。
首筋にある赤い痕。池ヶ谷に付けさせた所有印。まだ色は濃いが、その内消えてしまうモノ。
今日は俺の親も伊織の親もいるので、夜を共に過ごす事が出来なかった。
池ヶ谷がいないと、意欲もする事が無くて時間が長く感じてしまう。
気を逸らそうと爪を磨き、ベッドの上でボールをぽんぽん上げてみるが、やっぱりスッキリ出来ない。
「…………」
トン、と床に落ちて転がっていくボールを横目で眺めてから、枕元に置いてある携帯に手を伸ばし取る。
写真フォルダを開くと、そこには池ヶ谷の写真で埋めつくされている。情事中の写真から陰部の写真メインで。
全て俺が撮ったのだから勿論陰部は無修正の写真であり、肉棒を挿入(いれ)られて広がる縦筋や、腟内や子宮内に射精(だ)された精液が溢れ出ている膣口の写真など、死んでも他人に見せたくないモノ中心で成り立つ。
動画フォルダを開けば、何度か撮影した行為中の動画が入っていたので再生してみる。
『アッアッ……』
再生された動画から池ヶ谷の喘ぎ声が聞こえた。後ろから突かれ、乳房を激しく前後に揺らしながら快感に悦る表情。
じゅぶじゅぶと粘着質な水音が聞こえていて、結合部から大量の白濁液が漏れ落ちている。
『……さまっ…………』
『……と、びお様っ……』
俺を呼ぶ声に一瞬にして下半身に熱が集まる。ビンビンに反り勃った肉棒を取り出し、手をゆっくりと上下に動かして扱く。
『アッ……アッ……』
「……ふっ…………」
強めに握り、池ヶ谷の腟内(なか)の感触を思い出す。熱く柔らかい肉壁は俺が入る度に広がり抜くと締まり、また入れると広がっていく。
細い道は俺が通る度に俺の形に広がり、一切の隙間なく、潤滑の役割を持つ愛液でヌルヌルと滑りをよくさせていて。
『駄目っ……子宮内射精(なかだし)は……赤ちゃんでき、ちゃう……アッ……駄目駄目っ!』
動画の中で子宮内射精(なかだし)されたくないと懇願し、泣きながら犯されている池ヶ谷を見て、ドクッと肉棒の先から熱が吐き出てしまった。
先端から滴り落ちる精液が手に流れ、肩で息をしながら呼吸を整えようと深呼吸を始める。