第13章 近親相姦シリーズ 宮兄妹のその後
血の濃い兄妹や言うのに、サム兄もツム兄も本気でうちとの間に子供を作る言い始めてきた。
「子供は……」
うちがそらあかんと伝えようとしたら、手で口を塞がれてしもうた。
これされた言う事は冗談やなしに、本気で言うてる言う証やった。
実の兄妹で、将来子供を作る。
「今から妊娠計画練ろうぜ」
ツム兄が楽しそうに話始めてサム兄も乗り気で話を聞いとった。
「子作りはコイツが二十歳になってからで、一ヶ月ローテーションで子作りする」
「ふんふん」
「一ヶ月間一人とだけ腟内射精(なかだし)セックスをして、妊娠したら妊娠周期からどっちと子作りしとった時に妊娠したか確認する」
「それでどっちの子供か確定させる、って訳か」
「そう言う事」
妊娠するのはうちや言うのに、うちの意見は一切尊重されへん子作り計画。
そもそも兄妹でほんまに子供を作るなんて、兄達は本気なのやろうか。
うちの不安を他所に、兄達は乳首をしゃぶるのを止めうちの頬を撫でながら言う。
「二十歳の誕生日、楽しみやな」
「兄妹三人で死ぬまで暮らして行こうな」
「や……にい……」
セックスはもうなんべんもしてるんやさかい今更。せやけど兄妹で子供を作るなんてハイリスク過ぎる。
濃すぎる血の子供が無事に産まれるのか、健康でいられるんか。
兄達はいつの間にかうちの事を妹と見とらへんで、将来自分の子供を産む伴侶と見とったねん。
「コイツの取り柄は無駄に健康な事やし、兄妹やさかい血ぃ濃なるけど、元気な子供をきっと産んでくれるやろうな」
「兄の子供孕んで産む妹とか、めっちゃ漫画みたいやな」
「妊婦の姿になったら俺らの子供妊娠してるなんか、誰も思い付かへんかやろ」
二人の言葉にゾクゾクしつつ、兄達の子供をほんまに妊娠したら、思たら身体が熱なってきた。
嗚呼、うちの身体、兄達の子供を欲しがってる。