第8章 近親相姦シリーズ 宮兄弟の場合
「ツムよりも俺の方が悦ばせる事出来る」
サム兄の言葉を聞いても一体何言うてるのか理解出来へんでいると、ツム兄の手がプチプチとうちの制服のボタンを外し始めた。
「ひゃっ !? ツム兄 !? 何してんねんっ !? 」
いきなり脱がされ始め驚き言うと、今度はサム兄がスカートのホックとファスナーを外し下ろしてきた。
突然の事に頭がついていけてへんかったんけど、二人がなんでうちを脱がせるのか分からんで、慌てて声を上げて尋ねた。
「ちょい待って!兄達今日は何比べ合うてるの !! 」
うちの言葉に二人の手が同時に止まり、互いの事を見合うてから、うちに言う。
「「 どっちの方が女の事を悦ばせる事が出来るか 」」
双子マジックでぴったり合わして言うた言葉に、うちは目眩を感じた。
兄達にまさか彼女がおるなんて知らへんかった事も当然やけど、男子高校生やさかいそれなりに二人にそう言う事に興味があった事に驚きが隠されへん。
バレーバレーやさかい、今は彼女やら要らへんのやと勝手に思うとった。
「兄達彼女おったの !? いてもええんやけど、うちのジャッジいらへんよなあ !? 」
訴えかけると、ツム兄はうちのワイシャツを、サム兄はスカートを脱がせながらサラッ言うた。
「「 彼女、おらへんけど 」」
おらへんのに、何でそんな事柄で張り合いしとったのか分からへんし、本気でうちにジャッジしてもらおうとしてるのか混乱してまう。
確かに兄妹であり、お風呂に一緒に入っとった事もあるけど、そら幼少期の話で。
高校生になっとってそんな関係が続いてる訳があらへんのだから、恥ずかしいに決まってる。
制服を脱がされ、下着姿にされてまい、耳まで熱なってるのが分かる。
そんなうちの気持ちやらお構い無しに、ツム兄の手はブラジャーに、サム兄の手はパンツに伸びた。
ホックが外されて胸の締め付けが無うなるのと、パンツが脱がされていく感覚が同時に襲い、二人に脱がされて全裸にされてもうた。
「やぁ……」
何年ぶりになるのか分からへんけど、二人に裸を見られてもうた。昔と違い思春期であり、子供の身体とは言い難い成長をしてるさかい、恥ずかしい。
「へぇ、思たよりも胸大きかったんやな」
「まぁもう十六やし、相応なんじゃ?」
勝手にうちの身体を見ながら話す二人に、顔の赤みが引かへん。
