第7章 近親相姦シリーズ 影山飛雄の場合
互いを兄妹としてでなく、男と女と見てしまった時点で俺達は終わってしまっている。
親に姉に隠れ、何度も互いの性を求めてしまう様になったのだから。
「アッ!」
指が弱い所に触れたらしく、腰を逸らして感じたらしい。ビクビクと痙攣する膣壁を指で感じつつ、抜くとズボンとトランクスを脱いで勃っている自分自身を取り出した。
硬く反り勃つ様子を見つつ、脚を広げて陰部を丸出しにしてしまう。
とろり、と愛液を吐き出すその穴にグッと陰茎を宛てがい、挿入(いれ)る準備を整える。
「……挿入(いれ)るぞ」
「……う、ん」
拒絶しないと分かっていて返事を聞き、ズンと腰を落としていく。
小さな膣口を陰茎が広げていき、奥へと進んでいく。
「はっ……アンッ……!」
俺が挿入(はい)っていき、激しく腟内(なか)を締め付ける。何度体験しても挿入の快感は気持ちがよく、根元まで挿入(いれ)てしまう。
これが彼女ならば普通の事であるだろうが、残念ながら俺の相手は妹だ。
「あ……ァ……」
快感に喘ぐ声を聞きながら、腰を掴んでピストン運動を始めた。グジュグジュと激しい水音を立て、妹を犯していく。
「アッ……やっ……お兄ちゃ……っ!」
夜中のこの時間だけ、妹から女へと変わるその様子を頭の中では冷静に見れている。
乳房は膨らみ、陰毛が生え、男を挿入(いれ)る穴を開いてしまった妹。
ただ、その相手が血を分けた兄である事だけが間違っている。
どれだけ互いに求め合おうとも、俺達がけっして結ばれる事はない。兄妹である限り、永遠に。
「んッ……ンンっ!」
喘ぐ口を口で塞ぎ、舌を絡め合いながらパンパンと休まずピストン運動を続けていく。グジュグジュに濡れる膣内(なか)の奥まで激しく穿けは、濡れは酷くなっていく一方だ。
兄相手に感じて秘部を濡らす姿に、優越感に浸らずにはいられない。姉に対して感じない感情を、何故か妹には感じてしまう。
歳が近い所為なのか、それとも本能が妹を女としてしかみていないのか。
「……ふぁっ……!」
キスから逃れ、激しく酸素を取り入れながら、俺の腕を掴んで涙目で訴えてこられた。
「だめッ……お兄ちゃ…………もうっ!」
ビクビクと強く締め付ける膣内(なか)の状態から、妹の絶頂はもう目の前に迫っているらしい。