• テキストサイズ

魅せられて【鬼滅の刃/宇髄天元】

第9章 怪我をした


(なんでこんな可愛いんだ、俺の恋人は)
宇髄は堪らなくなって、ひなたに口付けを繰り返す。

「そうだ。傷を見せろ。どこにどのくらい出来たか。」
宇髄は、ひなたの隊服を慣れた手つきで脱がせていく。
ひなたは心配をかけたから、とされるがままになっていた。
あれよあれよという間に、ひなたはさらしと下着だけの姿になった。
右手首の辺りと、右膝の辺りに包帯が巻かれているが、その他は、よく見てやっとわかる程度の擦り傷しかない。
宇髄は自分で見て、やっと心から安心した。そして、彼女にイタズラしたい気持ちが出てきてしまった。
宇髄の左手が、ひなたの右足を撫でる。
「本当に傷がないか、確かめるからな。」
宇髄の左手は、彼女の右足を上から下まで丁寧に撫でる。
絶対いやらしい手つきなのに、ひなたは宇髄が傷の確認をしてると疑わない。しかし、体は正直で、ひなたの肌が徐々に赤みを帯びてくる。
「次は腕だな。」
今度は指先から肩まで、唇で撫でる。時々、ちゅっ、と音を立てて、その肌に口付ける。
ひなたは、真っ赤な顔で、目をぎゅっとつぶって、このいやらしい診察が終わるのを待っていた。
宇髄は、器用にひなたをうつ伏せにする。
「次はここだな。」
さらしを解きながら、今度はひなたの背中に唇を滑らせた。
「そこは、だいじょう、ぶ、です、からぁ。」
ひなたが抗議の声を上げるが、大柄の宇髄が背中にいては動こうとしても動けない。
/ 54ページ  
スマホ、携帯も対応しています
当サイトの夢小説は、お手元のスマートフォンや携帯電話でも読むことが可能です。
アドレスはそのまま

http://dream-novel.jp

スマホ、携帯も対応しています!QRコード

©dream-novel.jp