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【呪術廻戦】抱きしめてそばにいて

第8章 指名



「正直荷が重いと思うが、天元様のご指名だ」


「「!!」」


嫌そうな顔をしていた悟と傑だったか、先生のその言葉にピクリと肩を揺らす。



…天元様のご指名って。とんでもない案件なんじゃ…



「依頼は2つ。星漿体、天元様との適合者。その少女の護衛と抹消だ」


「ガキんちょの護衛と抹消ォ??」


ん??どういうこと?護衛するのに抹消するの…?


「そうだ」


「ついにボケたか」


「もうすぐ夏だしね、次期学長ってんでうかれてるのさ」



悟と傑はふざけたように二人でヒソヒソ話をしている。


「冗談はさておき、天元様の術式の初期化ですか?」


「冗談で済ますかは、俺が決めるからな」


いきなり傑が真面目な顔をして話し始め、その隣で「?…何ソレ?」と悟が気の抜けたような声を出す。


いやいや悟…何それじゃなくて…


そんな悟に夜蛾先生は呆れた顔をした後、ある程度の天元様の説明を始めた。そしてそのまま補足するようにして傑が話を続けていく。



「肉体が一新されれば、術式効果も振り出しに戻る。進化は起こらない」



「成程、メタルグレイモンになる分には良いけど、スカルグレイモンになるのは困る。だからコロモンからやり直すって話しね」



?????



「ええ…まぁ良いや。それで」



悟に対して苦笑いをする傑だけど、私は悟の話のせいで余計に訳がわからなくなってしまった気がする…



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