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【呪術廻戦】抱きしめてそばにいて

第5章 教室



「嫌だ」




「はぁ?普通謝るでしょ!今の流れ!」




「嫌なもんは嫌なんだよ」




「うっわ!さすが自己中五条悟!こんな時まで自己中心的ですか」




「あ?誰が自己中だよ。まぁ俺は最強だからそれでも許されるけどな」




「何言ってんの。そんなわけないでしょ!本当悟の自己中直した方が良いと思うよ!絶対いつか後悔するから!」




「はぁ?後悔なんかこの俺がするわけねェだろ」




「うわぁ、うざいー悟のそういう所本当イヤー」





そんな言い合いをしていると、何だかいつの間にか「「ぷっ」」と二人で声を出して笑い合っていた。





やっぱ私達はこうがいい。気まずい雰囲気なんて合わないんだ。悟とはいつまでもこうやってくだらない事を言い合いながら笑っていたい。




「もー良いよ、今回は私が折れてあげる」




「はいはい、それはどーもありがとうございます」




二人で笑いながらグラウンドへと戻ると、木陰で休憩していた傑と硝子がそんな私達を見て「何だ、仲直りしたんだ。意外と早かったじゃん」「まぁ悟が悪いのは分かっていたけれどね」なんて呆れながら言われた。


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