第31章 大切な日

悟の上半身の肉体美があらわになると、彼は再び楽しそうに口角を上げたあと。



「ここ、リボンが解けるようになってるんだ。エッチだねぇ♡」



私の谷間へ優しくキスの雨をふらせながら、そのままリボンにもキスを落とすと「脱がせちゃうの勿体ないなぁ」と少し小さな声を出しながら、そのままリボンの端を口に咥えそれをスルリと解いた。正直…そんな悟の方がよっぽど色っぽい。




その瞬間、私の白い胸があらわになり…今度は太ももをいやらしく撫でていた悟の手は腰にある紐に触れると、それをいとも簡単にするすると解いていく。




「この下着、また今度着てほしいな」



そんな言葉を最後に、私の唇はゆっくりと塞がれると、くちゅくちゅと音を出しながら互いの唇が重なり合い舌を絡めていく。



「……んっ」





私の太ももを撫でていた悟の手は、いつの間には私の胸を優しく包み込むようにして刺激を与えられていて…




「……あっ…ふ」




ここ最近お互い忙しくて悟に触れてもらうのが少し久々だからだろうか、思わずすぐに反応してしまう。




いつも仕事で忙しい悟だけど、一体どこにそんな体力があるの！？というほど少しお互いの時間が合えば身体を重ねている私達。




うん、つまり私達はとってもラブラブってことだ。




それに…身体を重ねれば重ねるほど…私の身体はどんどんと甘やかされていき…どんどん私の気持ち良いところを悟が見つけていくみたいで。



日を重ねるごとにそれは、私をおかしいくらいの快楽へと溺れさせていく。