第19章 長年の気持ち
「ふふっ、何だかそう言われるとすごく説得力ある」
「当然でしょっ僕最強なんだから。ちなみにリンはそんな最強な僕の恋人なんだよ」
「本当、悟が彼氏だなんて贅沢だよね」
「そうそう、なんせ僕グットルッキングガイ五条悟だからね。ちなみに3高だし、そんな僕を10年も待たせるなんてリンくらいよ?」
「何その3高って?しかもグットルッキングガイとか自分で言っちゃうの?」
「高学歴、高身長、高収入!おまけにイケメンときた!僕ってちょー完璧♪」
「…それ絶対みんなの前では言わない方が良いよ?きっとみんなに睨まれるだろうから」
「え〜、わりといつも色んな人に言ってるよ?伊地知とか生徒達とか」
伊地知君はまだしも、こんなことを生徒に言うなんて…全く悟は。まぁ彼らしいと言ったら彼らしい。
いつだって自由で思いのままに生きているのが五条悟だ。
そして私はそんな悟を好きになった。
ありのままに生きる悟が私は昔から好きだったから。
まぁ硝子や傑はそんな悟をよくクズだと言ってたけど…