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【呪術廻戦】抱きしめてそばにいて

第2章 合同任務



「悟の服が濡れちゃうよ…」




悟の手を取りそれを離すと、悟は私の肩にかけてある七海君の学ランをジッと見つめた。




「これ、七海の?」




「え?うん、そうだよ」




それを聞いた悟は何を思ったのか私から七海君の学ランを奪い取ると「ほーら七海、返す」と言ってそれを七海君に渡してから、今度は自分の学ランを脱いで私にかけた。




「???」




「先輩が一年の世話になんなよ〜リンちゃん。七海が風邪引いたら可哀想だろ」





「っ!確かに!悟ありがとう、七海君も学ランありがとうね!私ってばもう先輩なのにダメだなぁ」




確かに悟の言う通りだ。そう思いうんうんと納得していると「やれやれ、悟もそろそろ大人になりなよ」という傑の声が聞こえてきた。


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