第1章 季節外れの花火大会
〔氷帝学園内〕
部活帰りのレギュラー達。
「なぁー岳人~」
「なんだー侑士~」
「こないだの花火大会の日にお前につかかって来よった、めちゃ~かわいい子、ほんま知らんの。?」
「う~んそれなんだけどよ。まじ覚えてなくてよ~。」
「マジマジあんなにかわい子なのにE~。」
「そうだな、滋郎の言う通りだぜ!岳人~思い出してやれよ。
なぁ~樺地。!」
「ウッス」
「忘れるなんて、激ダサだぜぇー。」
「そうですよ。
岳人先輩~思い出してあげてくださいよ~。」
「なんだよ。 ! みんなして好き勝手言いやがって!
マジ思い出せね~んだから仕方がねぇ~じゃんかよ。」
「そうやな~あの子ー 名前、聞いてへんかったな~」
「そうだな~あの時の、あの女、すごい剣幕で立ち去ったからな。」
「そうだぜ、そんな女、覚えてるはずないじゃんかぁ~。」
「それにしても、めちゃ~かわいい子やったな~」
氷帝レギュラーは、あの時の事を思い出していた。
「でも~あの剣幕~どっかで見た気がするんだけど~」
「なぁ~岳人、怒った顔で、思い出すんやめたれよ。」
「仕方がねぇ~じゃねぇかよ。
(クソクソ侑士め~!
侑士のせいで思い出しそうだったのに、又忘れちまったよ。) 」
[次の日の部活終わり時間]
私は昼から東京に向かった。
着いたのは、夕方になったけど、仕方がないよね。
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