第5章 ★ベッドの上のお手伝い
――もう認めざるを得ない。私は五条先生とのセックスが気持ち良くてたまらない。
先生はいまだ果てることはないようで、本来持ち得ていた呪力のように無限に精を出し続ける。
後ろから揺すられ、胸を揉まれて、陰核をいじられて、半開きになっただらしない口からは「もっと……」って声が出ていた。
「エッロいおねだりするんだね。そんな風に言われたら男は我慢できないよー」
先生が背中に覆いかぶさる。
「千愛はほんと可愛いね」
耳元で囁いて、再び激しいピストン運動が始まった。こんなの信じられない。与えられる刺激にただ悶え乱れることしか出来ない。
私、調教されちゃったの?
こんな凄いセックスは、恋人でもない人としちゃダメだ。だから芥見先生も五条悟はおすすめ出来ないって言ってたのか。
後背位で突かれているときに、壁に掛かったポスターのナナミンと目が合った。真人の横顔と一緒に写ってる一枚だ。
真人はいいとして、ナナミンがこっちを見ている。五条先生に腰を揺さぶられる度に振動でナナミンのサングラスが上下に揺れて見える。
ごめんなさいナナミン。淫らな私でごめんなさい。