第5章 ★ベッドの上のお手伝い
五条先生も、気持ちいいのか、はぁはぁ息を荒げてる。彼もまた絶頂が近いのだろうと感じる。
ふさふさの白まつ毛が時々上向き、私と目が合うけれど、しばらくすると、また俯いて何かをぐっと堪えている。
「……っ、千愛のナカ、ぬるぬるであったかくて気持ちいいよ」
「うん……私も、いい……そこぐりぐり、好きぃ」
「ふっ、手加減出来ないけど、いいよね」
「ャっ、これ以上は壊れちゃう」
「だってさぁ、締め付けすぎじゃない?」
「それは、先生の大っきいし、太いし、長いから……」
「そろそろ限界だから出すね……」
"パチュン 、バチュ! バチュ! バチュ! ズチュン、ズチュ! ぶちゅっ、ぐちゅっ、じゅぶっ、じゅぶっ、パンッ! パンッ!"
壁伝いに聞いたとしても激しくセックスしてるって分かる音が部屋中に響き渡る。お隣さんにも上の階の人にも漏れ出て聞こえてるかもしれない。
そう思うとますます感じてしまって、五条先生の背に足を絡めて夢中でしがみついた。先生と一緒に体が揺れてベッドがギシギシ軋む。
深く身体を密着した状態のまま、ズンっと重いひと突きが奥に届いた時、大きな快感の波が体の奥底から押し寄せた。
「ああっ……イくっ!! わたし、イくゥぅううう!」
「…………ッっ!」
五条先生が苦しそうな顔をした直後、私の奥深くに熱いものが勢いよく流れ込んだのが分かった。
飛沫が飛び散り、ナカで脈打っているのを感じる。お腹にとくっとくっと精が注ぎ込まれている。それを欲しがるかのように、流し込むように、私は思いっきり体を仰け反らせていた。