第5章 ★ベッドの上のお手伝い
五条先生の両腕をぎゅっと掴み、軽く首を左右に振る。これ以上激しくシたらイっちゃうって合図をしたつもり。
こんな簡単に負けを認めたくないけど、このままじゃ先に絶頂を迎えてしまう。先生が精を私に吐き出す前に。
目で訴えてみたけど、五条先生は嬉しそうに口角を上げるだけで、腰の動きを止めてはくれない。ナカの突起物は更に膨張し、存在感を増していた。
みっちり埋められた肉棒が引き抜かれる時、カリ首がいちいち膣壁に引っ掛かかり、もどかしい疼きを与えてくる。
きっとカリ高なんだろう。何度も何度も擦られて、一気に脳天まで駆け上がりそうになった。快感を逃そうと、身を捩ったけど、それもすぐに五条先生に体を押し戻されてしまう……。
「あっ……やっ」
「にーげんなよ、イきそうなんでしょ?」
ぐっと腰を掴まれ持ち上げられて、五条先生の局部に引き寄せるようにパンッパンッと真っ直ぐ打ち込まれる。
今までと違う強い刺激に我慢出来ず、逆手で枕を強く掴んだ。
「あぁん! やらっ! あんッ、あんッ、だめぇ……! ごじょぉせんせぇ、それ、ダ……メっ」
「んーダメ? イっちゃうーって顔してるけど僕の勝ち?」
懸命に唇を噛んで、イってないって主張する。絶頂に達しそうなところを必死に耐える。感じちゃだめ――。
そう思うんだけど、五条先生がイイところを執拗に突いてきて、体はまるで熱病にでも侵されたみたいに熱い。息が苦しくて、ただよがることしか出来ない。