第5章 ★ベッドの上のお手伝い
唾液を交換するような長いキスをしている間も脚をぐいっと広げられ、腰を振り乱してくる。
舌を挿れるタイミングとモノを打ち込むタイミングを合わせてくる。
くちゅくちゅ交わる唇の音と、ぱちゅっぱちゅっと結合する淫部の音に、耳まで犯されてしまいそう。頭の中がふわふわしてきた。
「えっろい顔してるね」
「……誰のせい?」
「ふふ、僕だよね。可愛い」
先生は、再び敏感な肉芽に指を置いて、今度は親指の腹で、撫でるようにくにゅりと押し潰してきた。そのまま竿をぐいぐいとナカに押し込んでくる。
「あぁっ! あんっ……うッ、ッン……ン」
「すっごい声出ちゃってるね、そんなに感じてくれて嬉しいよ」
「感じてるわけじゃ……ない。これはただの……お手伝いだから」
「なかなか頑固だねぇ。けどそういうのも嫌いじゃない。ますます駆り立てられるよ、君をとことんイかせてやろうってね」
「な、に言ってんの、もぉ!」
「僕と一緒にイこうねー」
「私はイったりしないから、先生、ご自由にどうぞ」
意地になって返した私のこの一言が、五条先生は存外、気に入らなかったみたいだ。ふうん、と不機嫌そうに鼻を鳴らす。