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【呪術廻戦】獄門疆から君のもとへ〜五条悟〜

第4章 隠し味


 落胆したままハンガーを掛けた場所から数十センチ離れたパイプを見ると、同じく200センチ対応で、3980円の単色のスウェットのセットアップが掛かっている。

 素材も見た目も肌触りもさっき手に取った服とは全然違うけどこれなら何とか買える。

 情けなかったけどそれを二着カゴに入れ、レジへと向かった。途中、インナーシャツや下着、靴下も選ぶ。

 五条先生の足のサイズは公式にないから分からないけど30センチ位かなぁ。そんなサイズの靴下置いてない。一番大きいのを買っとけば伸びるよね。

「ふぅー、なんて手のかかる男なんだ」

 何から何までイレギュラーで、五条先生の服を揃えるのがこんなに大変だとは知らなかった。

 まだ買い物は終わっていない。ドンキホーテで、変装に使えそうな眼鏡やウィッグをいくつか掴み、歯ブラシやシェーバーなど日用品も購入する。現金は底をついて、めったに使わないカードを切った。

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