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【呪術廻戦】獄門疆から君のもとへ〜五条悟〜

第13章 ハロウィンの花嫁


「私の術式は愛でもって呪力を無限に吸収して、一気に発散することが出来る」

「術式の開示か。今から何か出来るとも思えないが」

 今更かもしれないけど術式の開示は効果を底上げする。まだ脳内に呪力が溜まってる。羂索と戦える余地はあるかもしれない。術式を拡張すれば倒せるかもしれない。

「惚気のお返しにひとつ教えよう。君を殺すつもりはないよ。非術師からも呪力を奪いとれるっていうのは利用価値がありそうだからね。それに君を殺して溜まっていた呪力が一気に放出されて天災でも起きると厄介だ。死に際の呪いで五条悟に特別な力が生まれても困る。だから生かしておくよ。ただし私の手の内でね」

「手の内? 何を企んでるのか知らないけど悟はきっともうすぐ獄門疆から解放される。お前の計画も終わり」

 獄門疆の呪力はほとんど吸い取った。うまくいけば悟が自力で脱出出来る。後少し……。ギリギリまで術式で奪うことを試みる。


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