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【呪術廻戦】獄門疆から君のもとへ〜五条悟〜

第12章 ファーストキス


 結局私は正当防衛だと認められたけれど、政治家は圧力をかけてきて、責任問題については引き続き協議された。

 術式をコントロール出来ないのに私を野放しにしておくのは危険だとされ、五条家も責任を問われる。

 養女に入れておきながら何で今まで放置しておいたのかと。
 
 申し訳なくて悟に謝ると彼が言う。

「あいつらは保身のために、苦し紛れの言い訳して、責任逃れしたいだけなんだよ」

「でも、その火の粉が五条家にも飛んできて迷惑かけてるんでしょ?」

「大した問題じゃないよ。僕は万愛を放置してたわけじゃないしね。ちゃんと定期的に術式を見てたしそれは楽巌寺学長も知ってる。首の皮一枚でもつながってりゃいいなんていう腐った連中と向き合うだけ時間の無駄ってもん」

 悟は平然として堂々と私の味方になっていた。

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