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【呪術廻戦】獄門疆から君のもとへ〜五条悟〜

第12章 ファーストキス


 ドゴーーーン!!

 次の瞬間、何もかもが吹っ飛んだ。壁が、アスファルトが、窓ガラスが、電球が、鉄骨が、粉々に砕け散る。

 すぐ近くまで追ってきていた男はおそらく……死亡した。
 
 初めて自覚した術式をコントロールすることが出来なかった……。


 




 悟はそんな私を庇った。

 被害者は4名。ひとりの術師(後に呪詛師と訂正)が死亡し、残りの3名は重体。建造物の破壊の規模も大きかった。

 私は呪術界上層部に呼ばれ査問会議にかけられた。

 主犯だった女は非術師で、そこが最も問題となった。非術師に対して呪力を行使して怪我を負わせることは呪術規定に反する行為だ。

 というよりその女が保守派と繋がりの深い政治家の娘だから、関係を悪化させたくて必死になっているのが見てとれる。


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