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【呪術廻戦】獄門疆から君のもとへ〜五条悟〜

第10章 本当の出会い


「万愛さぁ、俺に命はってどーすんの」

「助けたかったんだもん」

「死ぬよ?」

「……そこまで考えてない」

「無茶苦茶だな。ほんと」

 わしゃわしゃわしゃって髪を撫でられる。

「俺は強いから万愛は守らなくていいよ、てか万愛に守られるとかカッコ悪すぎだろ」

 そう言われた。でも、私は悟を助けたいのだ。悟を守りたいのだ。

 この思いは、悟にチューしたあの時から私の中に芽生えた変わらない魂。

 とはいえ悟が強いのは知ってる。

 ――じゃあ私は悟の心を守る! 

 子供ながらにそう思った。


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