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【呪術廻戦】獄門疆から君のもとへ〜五条悟〜
第10章 本当の出会い
ある日万愛が俺に言った。
「お外行きたい」
「ダメだ」
「どうして?」
「万愛はどんな術式使うかわかんねーから、それまで経過観察なんだよ」
「つまんない」
頬をめいいっぱい膨らませる。ハムスターみてえな顔してる。
しょーがねーなーって五条家の別宅に万愛を連れて行くことになった。
季節は春。随分と温かくなった。
別宅は関東の外れにあって、周りは野山ばかりでなんもねー。
ここには特殊な帳が張られていて限られた人間しか侵入出来ず、五条家の呪術の練習場にもなっている。
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