• テキストサイズ

【呪術廻戦】獄門疆から君のもとへ〜五条悟〜

第9章 さよなら五条先生


 玄関に向かいドアを少し開くと、ぐいっと扉を開けられて、お隣のスミレさんが入ってきた。

 胸の中がもやっとする。昨日もスミレさんはうちに来た。

「神坂ちゃんこんばんは。ジョーいる?」

「いますけど……」

「呼んできて」

 私が呼ぶ間でもなく後ろから足音がした。

 ドレッドヘアーとサングラス姿に変装した五条先生がドーンと私の横に立つ。スミレさんが半歩彼に近付いた。

「ハーイ、ジョー。これっ頼まれてたもーの」

 スミレさんが何かを手渡した。黒いリボンのついた赤いビロードの袋。奇抜な色使いだ。なんだろ。



/ 681ページ  
スマホ、携帯も対応しています
当サイトの夢小説は、お手元のスマートフォンや携帯電話でも読むことが可能です。
アドレスはそのまま

http://dream-novel.jp

スマホ、携帯も対応しています!QRコード

©dream-novel.jp