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【呪術廻戦】獄門疆から君のもとへ〜五条悟〜

第8章 五条悟のひとりごと


 料理は毎朝ユニークな手作りを出してきて、健康状態に気を遣ってくれる。

 それを食べる僕を嬉しそうに見てんの。朝の食べっぷりで健康かどうかわかるからとか言って。

 洋服も同じ。一時的な滞在なんだから高専のシャツを洗濯してボロボロになるまで使えばいい。

 買うにしたってリユースの服で構わないのに、あちこち店を探し回って僕が着やすいものを用意してくれた。

 裾が足りてないパンツ履いて渋谷に行かせられないってミシンで縫い上げたのには驚いたよ。

 けど……こういう何気ない日常に僕はすごく千愛の愛情を感じてね。ひたむきで一生懸命で。

 彼女が仕事で疲れて帰ってきた日は部屋の中まで抱きかかえて運んだ。本人はいいよ歩くよって言ったけどやらずにはいられなかったね。


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