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【呪術廻戦】獄門疆から君のもとへ〜五条悟〜

第7章 急接近


 確かに最強の五条先生に向かって、肩に寄りかかっていいよなんて言うシチュエーションはなかなかなさそうだ。

 加えていつも明るそうにしてるからなおさら。五条先生も誰かに寄りかかるってことに慣れていなさそう。

「私、受け止めるって言ったし女に二言はない。ドーンと来ていいよ」

「ドーンとねぇ。いいの? そんなこと言って」

「いいよカモン」

 肩を五条先生の方に近づけると彼は愛おしげに笑ったような気がした。それから何かひらめいたような悪戯っぽい顔をする……。

「んじゃ遠慮なく」

「……うん」


 "ドーン"

 と勢いよくベッドに押し倒された。視界がくるっと反転して天井が見える。
 
 はい? なに、この状況は?



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