• テキストサイズ

【呪術廻戦】獄門疆から君のもとへ〜五条悟〜

第7章 急接近


 そっか……。そうなのかな……。荷物を下ろすと同時に手首が解放された。もう一度先生をじっと見上げる。
 
「ここにいても邪魔じゃないの?」

「邪魔だったら引き止めたりしないよ。それに千愛が僕に言ったんじゃん」

「ん?」

「なんかあったらドーンと受け止めてくれんじゃないの? 僕のこと」

「……そうだね、そう」

 向かい合ったまま柔らかな微笑みを交わした。これは渋谷デートの帰りに私が五条先生に言った言葉だ。

 ――この世界にいて辛くなったら言ってねって。その時は私がドーンと受け止めてあげるって。


/ 681ページ  
スマホ、携帯も対応しています
当サイトの夢小説は、お手元のスマートフォンや携帯電話でも読むことが可能です。
アドレスはそのまま

http://dream-novel.jp

スマホ、携帯も対応しています!QRコード

©dream-novel.jp