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【呪術廻戦】獄門疆から君のもとへ〜五条悟〜
第7章 急接近
胸板に抱き寄せられてハッとなり、すぐに離れようとしたけど、五条先生の手は私の背に回されたままだ。
「悪いけどじっとしてて」
「うん……」
巻き付けていたバスタオルが少しずれて、しっとりと濡れた肌同士が密着している。ごめん、胸も当たっちゃってるよね……。
片手で身体を支えられ、湯船の中でピタッと寄り添っている状態だ。
私の心臓はバクバクを通り越して壊れそうなくらい早打ちしている。体はまるでお酒に酔ったみたいに熱い。
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