第5章 ★ベッドの上のお手伝い
「そんな事ないよ。二番手推しだから」
「そこは推しだからでいいんじゃない? 二番手つけなくていいんじゃない?」
「ふふっ」
五条先生は不服そうな顔してる。人気キャラ投票で恵に負けて二番になって、ムスってしてた五条先生を思い出す。
五条先生は体格いいし、強いし、色気もあるけど、こう言う所は可愛く見えるから不思議だ。
「五条先生はね、ファンの間では28歳児って言われてたりする」
「なにそれ。こんなに大人のナイスガイな僕にそれはなくない?」
「え、自覚ない? ナナミンに小学生男子がやりそうなメモ渡してたじゃん」
「んなことあった?」
どうやら無自覚くんのようだ。
「ほら、ポケットに入れたあの絵だよ! ちん……んんっ。なんでもない」
「気になるんだけど」
「自分のことでしょ、思い出して。わかんなかったらブルーレイにあるから履修して。じゅじゅさんぽってやつ」