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誰が為に心臓を捧げる【進撃の巨人】

第91章 失踪ルート #01 エレンの目的



ユミルの民保護団体の演説が終わり、その場にエレンがいない事にミカサが気付いた。
一気に顔が青ざめる。
どうして今まで分からなかったのだろうか。


「ハンジさん!エレンがいません!!」
「え?」

その言葉にハンジが辺りを見渡す。
エレンだけではない、近くにいたはずのリリアまで姿が見えない。

「リヴァイ……リリアは?」
「あ?」

リリアなら隣にいるのではと横を向くが、そこにリリアの姿はない。
リヴァイが目を見開く。


「リリア……?」


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