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誰が為に心臓を捧げる【進撃の巨人】
第78章 #78 世界で一番愛してる
「リリアはここに残って。私と話をしよう」
「……」
頷くリリア、リヴァイが声をかけようとしたがその前にハンジが口を挟んだ。
ここは譲らない、そんな空気だ。
「リヴァイは部屋に。ゆっくり休んで。コニー、連れて行ってくれるかい?」
「はい。リヴァイ兵長、行きましょう」
チラリとリリアを見たリヴァイだったが、コニーに連れられ部屋を出ていった。
部屋にはハンジとリリアの二人だけ。
ハンジはリリアに椅子に座るよう言うと、向かい合うように自分も椅子に座った。
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