• テキストサイズ

誰が為に心臓を捧げる【進撃の巨人】

第48章 #48 反マーレ義勇兵



「リリア、心を鎮めろ」
「別に……いつもと変わらないし…」

明らかに機嫌が悪くなってしまった。
リヴァイがため息をつくと、ゆっくりリリアが手を伸ばし抱き着いてきた。

「……どうした?」

リリアはリヴァイを見つめると、そのままキスをした。
突然の事にリヴァイは目を見開いたが、その口付けを受け入れる。
リリアからしてくるのは珍しい。

「ん……ぅ、リリア?」

一度リヴァイから離れたがすぐにまた口付けてきた。
リヴァイの口の中にリリアの舌が入り込み、リヴァイの舌と絡ませてくる。
完全に主導権をにぎられてしまった。
そのままリリアに押し倒されてしまったリヴァイは、リリアを見つめる。


「何だよ、積極的だな」
「嫌?」
「いや、たまには悪くねぇ。けど今から王都に行かなくちゃいけねぇからな」
「……少し…少しだけ…」

そう言うと、再びリリアからキスをされる。
嫌な事を忘れたい、そんな感情が垣間見えた。


/ 1007ページ  
スマホ、携帯も対応しています
当サイトの夢小説は、お手元のスマートフォンや携帯電話でも読むことが可能です。
アドレスはそのまま

http://dream-novel.jp

スマホ、携帯も対応しています!QRコード

©dream-novel.jp