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誰が為に心臓を捧げる【進撃の巨人】

第34章 #34 決断



リヴァイはしゃがみエルヴィンの腕に注射を打とうと腕を手に取ったその時だった。
エルヴィンがいきなり手を上げてリヴァイの手を振り切ったのだ。

そして小さく消え入りそうな声でこう呟いた。


「先生………壁の外に…人類がいないって…………どうやって…調べたんですか………」


リヴァイが目を見開き、エルヴィンを見つめた。



"夢を諦めて死んでくれ。新兵達を地獄へ導け"


"何に酔っ払ってねぇとやってられなかったんだなぁ"


"獣の巨人は俺が仕留める"




"リヴァイ……ありがとう"




リヴァイは
エルヴィンには打たなかった

巨人化してベルトルトを喰ったのは
アルミンだった

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