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誰が為に心臓を捧げる【進撃の巨人】

第32章 #32 ウォール・マリア奪還作戦開始



超大型巨人の周りは火の海だ。

近くにいた兵士達は今の爆発に巻き込まれただろう。
残っているのは見る限り104期のリヴァイ班のみだ。


「……そんな…」


超大型巨人はゆっくりと辺りを破壊しながらこちらに近付いてきている。
エルヴィンは獣の巨人を見つめ呟いた。


「さぁ、どうする獣の巨人、全て作戦通りか」


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