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誰が為に心臓を捧げる【進撃の巨人】

第27章 ●#27 兄妹の壁を越えた日



「はぁ…はぁ……うぅぅっ…く……」
「リリア…ゆっくり呼吸して……力を抜いて……」
「うっ…ん……」
「……大丈夫か?痛くないか?入ったよ」

少し荒い呼吸をしながらリリアはエルヴィンを見つめ笑った。

「ほんと?良かった…」
「あぁ…だが……動いて大丈夫か?」
「うん……いいよ」
「痛かったらやめるから……」

エルヴィンはゆっくりと腰を前後に動かした。
体の中の異物感にリリアは顔を歪めるが、痛みはない。 
だんだんとそれは快感へと変わっていく。

エルヴィンのそれが中を突く度に腰の奥が疼く、それがとても気持ち良く感じてきていた。


「あ……あ……ん…気持ち…良い…」
「リリア……」

少しずつエルヴィンの動きが早くなる。
二人の結合部からはクチュクチュと水音が鳴り、耳に届く。
すると何故かリリアの瞳からポロポロと涙が流れた。

「リリア…?痛いのか?」
「ううん…ううん……痛く…ない……勝手に涙が出ちゃう…なんでだろ……」

リリアはエルヴィンに向かって手を伸ばした。
優しい笑顔でリリアを抱きしめるエルヴィン、再び腰を突くと背中に回していたリリアの指が食い込む。


「んぅう……!!あっあっあっ……」
「リリア……リリア…愛してる……」
「エル……ヴィ……あっ…ん……んんん…!」

限界が近いのかエルヴィンも眉をひそめると、奥へ奥へとリリアを突いていく。
リリアと肌と肌がぶつかり合い、その瞬間リリアの中がキュウゥと締まった。


「やっ…あぁぁぁあ……!!」
「リリア…!もう……出る……!」

エルヴィンはリリアから自身を抜くと、白濁の液をリリアの腹部に吐き出した。

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