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誰が為に心臓を捧げる【進撃の巨人】

第27章 ●#27 兄妹の壁を越えた日



窓から差し込む月からの優しい光に照らされ、二人は互いの思いを肌で感じあった。
何度も角度を変え、舌を絡ませながら口付けをしエルヴィンは器用にリリアの服のボタンを片手だけで外した。


「お兄ちゃん…何で片手だけでそんな早い。すごいね」
「もう慣れたよ、大体の事は片手で出来る」
「私なんて両方手があってもボタンつけ間違えちゃうのに…」

ははは、と笑いながらエルヴィンは再びキスをした。
シャツを脱がすと露わになったリリアの白い肌を見つめる。
その視線により恥ずかしさが増し、リリアは手で胸を隠した。

「やだよ…そんなジッと見ないで」
「どうして?こんなに綺麗なのに」

手を握られ胸から外すと、エルヴィンの手はリリアの胸に伸びゆっくり優しく触れながら、もう片方の胸の突起に吸い付いた。

「ん……」
「気持ちいい?」
「分かんない…」

口に含んだまま舌で乳首を刺激し、チュッと吸い上げるとリリアの体が跳ねる。
もう片方は指で摘まれ立ち上がった乳首を弾かれる。

「やっ……」

身をよじるがエルヴィンはやめない。

「あ…ん…」
「痛い?」
「ううん……痛くない…けど…恥ずかしい」
「綺麗だよ、リリア」

再びリリアの口を塞ぐと、エルヴィンの手はゆっくりと下の方へと降りていき、下着の上から彼女の秘部に触れた。
ビクンっとリリアの体が跳ねる。

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