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誰が為に心臓を捧げる【進撃の巨人】

第21章 #21 王政奪還



病室に一人になると、リリアは窓際に立ち外を見た。

外では兵士達が慌ただしく走り回っている。
おそらく先程の兵士が言っていたように、レイス領へと向かう準備が進められているのだろう。

リヴァイやエレン、ヒストリア達は無事に戻ってきてくれるだろうか、今は祈る事しか出来ない。
リリアは確かめる様に外れた左肩を触り、グルンっと回してみた。
違和感は多少あるが痛みはない。


「痛くないな…これなら大丈夫そう」


レイス領へ行くのはおそらくエルヴィンが許可してはくれないだろう。
だから自分は皆が戻ってきた時のフォローが出来るよう準備をしておこう、リリアは団服に着替えると病室から出ていった。

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